青山元不動
「青山元不動」
行草混じり 半切 軸装
禅語で「青山元不動 白雲自去来」という言葉の前半部分です。
「青山」は青い山ということではなく、雄大な山というほどの意味と思います。山は堂々と立っていて何事にも動じない、という意味になります。
後半部分の「白雲自去来」は「白雲は、自ずから去来す」と読み下し、白い雲は自由に行き来するという意味になりますが、その自在な白い雲が山の周りを行き来しようが、山は動じずに堂々としている、ということになります。
周囲がどのように移ろい変わろうとも、山のように動ずることなく自分の進むべき道を進めば良いのです。
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