書と暮らす
上條雅峰の書と書にまつわることなどを綴ったブログです。
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墨
各年代ごとの「鐵齋翁書畫寶墨」の意匠の違い
各年代ごとの「鐵齋翁書畫寶墨」の意匠の違い
2020/07/25
墨
今回の内容については、「徽州曹素功 藝粟斎」ウェブページの管理人ブログ「断箋残墨記(http://diary.sousokou.jp/)」それに、「書道する人・ちょーざんのブログ(http://chouzan.bl…
富岡鉄斎が特注した「鐵齋翁書畫寶墨」
富岡鉄斎が特注した「鐵齋翁書畫寶墨」
2020/07/24
墨
文化大革命以前に製造された 「鐵齋翁書畫寶墨」 鐵齋翁書畫寶墨(鉄斎翁書画宝墨)は、1912年ころ文人画家で儒学者の富岡鉄斎の求めに応じて、上海の曹素功堯千(ぎょうせん)で作られた墨です。この1912年「ころ」とい…
唐墨にカーボンブラックが使われるようになった経緯に関して
唐墨にカーボンブラックが使われるようになった経緯に関して
2020/06/04
墨
曹素功や胡開文などの唐墨について調べてゆくうちに、ひとつの文章に行き着きました。中国の古墨コレクターとして著名な葉恭綽(よう きょうしゃく:1881-1966)という人が1950年代くらいに書いた「墨談」という文…
清代4大製墨名家の一つ「胡開文」
清代4大製墨名家の一つ「胡開文」
2020/06/02
墨
日本で入手できる胡開文のロゴ 中国の徽州は現在の中国安徽省歙県・績渓・黟県・祁門・休寧と江西省婺源の6つの県だそうです。この地は明代頃から墨づくりの中心的な地となり、現代まで続いています。 その徽州績渓の人…
曹素功の銘墨「紫玉光」は最高コスパいいと思う
曹素功の銘墨「紫玉光」は最高コスパいいと思う
2020/05/24
墨
曹素功「紫玉光」 民代末期の1615年に安徽省歙県で創業した 曹素功は、 汪近聖、汪節庵、胡開文とならんで「清代四大製墨名家」と呼ばれた現代まで続く唐墨の名家です。 民末の著名な墨士、呉叔大の技を引…
油煙101ならいいのか!?
油煙101ならいいのか!?
2020/05/19
墨
「鉄斎翁書画宝墨」油煙101 日本では特に「鉄斎翁書画宝墨(鐵斎翁書画寶墨)」の古いものがオークションなどで高値で取引されています。唐墨の中では特に人気の唐墨なのでしょう。かくいう私も「鐵斎翁書画寶墨」は愛用…
割れた墨はくっつければ大丈夫!
割れた墨はくっつければ大丈夫!
2019/03/04
道具の手入れ
墨
割れた墨 品質の高い墨は決して割れることはない、というのは迷信のようです。以前、ある和墨メーカーのサイトで「粗悪品でなければ墨は割れない」という内容を読んだことがあったので、私もずっとそうだと思っていたのです…
日本でも人気の中国製墨メーカー「曹素功」
日本でも人気の中国製墨メーカー「曹素功」
2019/02/27
墨
曹素功人気の墨「鉄斎翁書画宝墨 」 「そうそこう」と読みます。創業者の名前がそのまま店名となっています。本名は「曹聖臣」、字は「昌言」。元名は「孺昌」、もう一つの字は「藎庵」そして号が「素功」です。曹素功は民…
書道で墨汁は使って良いのか?
書道で墨汁は使って良いのか?
2018/06/18
道具の手入れ
墨
1900年(明治33年)、岐阜県の小学校教諭であった田口情爾という方が、子供達が冬場に墨をするのがかわいそうだと考えて、なんとかすらなくていい墨を作ろうと、墨汁を開発したそうです。子供にとっては墨をすることはなかなか…
墨バラバラ事件
墨バラバラ事件
2017/09/25
道具の手入れ
墨
日本自由書道連盟の社中展に向けて外苑前教室でも作品制作が始まったある日、生徒さんの一人が悲しそうに自分の固形墨を見せてくれました。 な、なんと、バッラバラ。 こんな墨を今まで見たこともありません…
端渓 老抗硯
端渓 老抗硯
2017/06/19
硯
墨
端渓老抗硯 先日、端渓老抗の硯を購入しました。実は、生まれて初めての老抗硯です。 私は漢字作品もかな作品も書きますし、短冊などの小さな作品から半切までの様々な大きさの作品も書きますので、それぞれに見合った…
墨の伝来と日本における墨作りの始まりについて
墨の伝来と日本における墨作りの始まりについて
2017/04/09
書の歴史
墨
日本書紀の記述に「推古天皇の18年春3月、高麗王。僧曇徴よく紙墨をつくる」とあり、これが日本における墨についての記述の最初のものだということになっています。推古天皇の18年というのは610年にあたります。その記述によ…
墨の始まり
墨の始まり
2017/04/05
書の歴史
墨
古代中国、殷の時代に現在の漢字の起源になる「 甲骨文 」が生まれました。牛の肩甲骨や亀の甲羅に文字が刻まれています。 刻まれたものだったのですから、硬いナイフのようなものか石の刀のようなものが使われたのではな…
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