書と暮らす
上條雅峰の書と書にまつわることなどを綴ったブログです。
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書の歴史
虞世南は智永に書を習った!
虞世南は智永に書を習った!
2019/02/23
書の歴史
初唐の三大家 、虞世南、 欧陽詢 、 褚遂良 。楷書体を美しく完成させたと言われるこの三人は、唐の大宗に重用され、楷書を普及させる務めを果たしました。 唐は、隷書から発展し 後漢時代に現れた楷書体 を 正書…
年賀状は平和が育てた文化だったんだ
年賀状は平和が育てた文化だったんだ
2018/12/27
書の歴史
毎年、年末になると慌ててしまうのが年賀状作り。年賀郵便の総数は1997年(平成9年)をピークに減少しているのだそうですが、近年また見直されてきているようです。そういえば私自身もちょうど1997年頃が出していた数のピー…
「正字」としての楷書字形の確立と活字体の成立について
「正字」としての楷書字形の確立と活字体の成立について
2017/09/21
書の歴史
「学童手本」の模範字形を考える際、学校教育で用いられる手本の規範となるところの当用漢字成立の歴史的背景を知ることは重要です。同様に、芸術作品としての楷書体を考える時、万人が読めるために定められてきた「正字」の統一事業…
隷書体の成立と発展
隷書体の成立と発展
2017/05/01
書の歴史
睡虎地秦簡 1.睡虎地秦簡の発見 1975年に中国の湖北省雲夢県睡虎地の秦時代の墓から、竹簡1150点が出土しました。その墓には秦の南郡に属する県の官吏を務めていた喜という人が埋葬されていて、竹簡の記録か…
楷書の成立過程
楷書の成立過程
2017/04/24
書の歴史
昭和を代表する書家、西川寧(にしかわ やすし)氏は編書『書道講座』(二玄社)の中で、楷書の線と構造について、その特徴は三過折(さんかせつ)と間架結構法(かんかけっここうほう)にあると言っています。 三過折とは…
紙と和紙の歴史
紙と和紙の歴史
2017/04/14
書の歴史
和紙・画仙紙
「後漢書」には105年に蔡倫が紙を作り、和帝に献上したという内容の記述があり、ながく蔡倫が紙の発明者だと伝説的に伝えられてきました。 放馬灘紙 しかし1986年に中国甘粛省の放馬灘(ほうばたん)で世界最古…
墨の伝来と日本における墨作りの始まりについて
墨の伝来と日本における墨作りの始まりについて
2017/04/09
書の歴史
墨
日本書紀の記述に「推古天皇の18年春3月、高麗王。僧曇徴よく紙墨をつくる」とあり、これが日本における墨についての記述の最初のものだということになっています。推古天皇の18年というのは610年にあたります。その記述によ…
墨の始まり
墨の始まり
2017/04/05
書の歴史
墨
古代中国、殷の時代に現在の漢字の起源になる「 甲骨文 」が生まれました。牛の肩甲骨や亀の甲羅に文字が刻まれています。 刻まれたものだったのですから、硬いナイフのようなものか石の刀のようなものが使われたのではな…
機械漉き和紙の歴史
機械漉き和紙の歴史
2017/04/03
書の歴史
和紙・画仙紙
日本で初めて機械によって紙が漉かれたのは、1874年(明治7年)のことです。1872(明治5年)年2月東京・日本橋蠣殻町で創業した「有恒社」は、イギリスの抄紙機(しょうしき 紙を漉く機械)と製造技術を導入し、18…
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