書と暮らす
上條雅峰の書と書にまつわることなどを綴ったブログです。
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書の歴史
漢字の広がり(金文)
漢字の広がり(金文)
2020/02/09
書の歴史
大門碑林公園 山梨県市川三郷町に「大門碑林公園」があります。中国陜西省碑林博物館の監修・制作で、中国歴代の名碑15基が完全コピーされ、日本にいながらにして、中国の有名な書を目の当たりに見ることができます。…
漢字の始まり(甲骨文)
漢字の始まり(甲骨文)
2020/02/07
書の歴史
柴胡加竜骨牡蛎湯 私事ですが、医者から「柴胡加竜骨牡蛎湯」と言う漢方薬を処方されています。「サイコ」「ハンゲ」「ケイヒ」「ボレイ」などの生薬に「リュウコツ」と言う生薬も入っているお薬です。で、その「リュウコツ…
先輩よりも偉くなった、褚遂良
先輩よりも偉くなった、褚遂良
2019/05/07
書の歴史
褚遂良 初唐の三大家 、 欧陽詢 、 虞世南 、褚遂良。三大家とひとくくりにされますし、唐の太宗に重用され、楷書を美しく完成させた3人と言われますので、ついつい3人とも同世代の同僚かと思ってしまいます。けれ…
白猿の子と言われるほど猿に似ていた?欧陽詢
白猿の子と言われるほど猿に似ていた?欧陽詢
2019/03/16
書の歴史
中国の名前というと、名字が一文字で名前が二文字というのが普通だと思っていました。例えば王羲之は王が姓で羲之が名前です。同様に 虞世南 も虞が姓で世南が名前。なので、恥ずかしながら最初に欧陽詢の名前を知った時、欧が姓な…
虞世南は智永に書を習った!
虞世南は智永に書を習った!
2019/02/23
書の歴史
初唐の三大家 、虞世南、 欧陽詢 、 褚遂良 。楷書体を美しく完成させたと言われるこの三人は、唐の大宗に重用され、楷書を普及させる務めを果たしました。 唐は、隷書から発展し 後漢時代に現れた楷書体 を 正書…
年賀状は平和が育てた文化だったんだ
年賀状は平和が育てた文化だったんだ
2018/12/27
書の歴史
毎年、年末になると慌ててしまうのが年賀状作り。年賀郵便の総数は1997年(平成9年)をピークに減少しているのだそうですが、近年また見直されてきているようです。そういえば私自身もちょうど1997年頃が出していた数のピー…
「正字」としての楷書字形の確立と活字体の成立について
「正字」としての楷書字形の確立と活字体の成立について
2017/09/21
書の歴史
「学童手本」の模範字形を考える際、学校教育で用いられる手本の規範となるところの当用漢字成立の歴史的背景を知ることは重要です。同様に、芸術作品としての楷書体を考える時、万人が読めるために定められてきた「正字」の統一事業…
隷書体の成立と発展
隷書体の成立と発展
2017/05/01
書の歴史
睡虎地秦簡 1.睡虎地秦簡の発見 1975年に中国の湖北省雲夢県睡虎地の秦時代の墓から、竹簡1150点が出土しました。その墓には秦の南郡に属する県の官吏を務めていた喜という人が埋葬されていて、竹簡の記録か…
楷書の成立過程
楷書の成立過程
2017/04/24
書の歴史
昭和を代表する書家、西川寧(にしかわ やすし)氏は編書『書道講座』(二玄社)の中で、楷書の線と構造について、その特徴は三過折(さんかせつ)と間架結構法(かんかけっここうほう)にあると言っています。 三過折とは…
紙と和紙の歴史
紙と和紙の歴史
2017/04/14
書の歴史
和紙・画仙紙
「後漢書」には105年に蔡倫が紙を作り、和帝に献上したという内容の記述があり、ながく蔡倫が紙の発明者だと伝説的に伝えられてきました。 放馬灘紙 しかし1986年に中国甘粛省の放馬灘(ほうばたん)で世界最古…
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