書と暮らす

上條雅峰の書と書にまつわることなどを綴ったブログです。

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雨宮正廣さんの訃報を知りました

雨宮正廣さんの訃報を知りました

2024/02/19
硯
先日、数年前に雨畑硯「峯硯堂」の3代目である雨宮正廣さんがお亡くなりになっていたことを知りました。訃報を知らず、時間がたってしまいましたが、心よりご冥福をお祈りいたします。  私が初めて雨宮正廣さんにお会いしたのは…

硯の大きさの単位

硯の大きさの単位

2022/11/12
硯
雨畑硯(五三寸)   バスドラムのことを「ベードラ」と言っていたら、「プロはそう言いませんよ」と指摘されて恥ずかしい思いをしたことがあります。同じように書のお仲間から「その硯は何インチですか?」と聞かれて、答えられずに…

雄勝硯

雄勝硯

2021/01/08
硯
雄勝硯   2011年3月、東日本大震災は東北地方を中心に甚大な被害をもたらしました。そして、日本有数の硯の産地「雄勝」も津波による未曾有の被害を受けました。  「雄勝硯生産販売協同組合」のWebページによると、全国か…

澄泥硯の謎

澄泥硯の謎

2020/07/23
硯
澄泥硯  古くから「泥を澄ませて焼成された硯」という伝説のあった澄泥硯ですが、清の乾隆帝が愛した硯としても有名です。  澄泥硯の硯石は蘇州霊巌山から採れる自然石で、付近の土産物屋さんでもたくさんの澄泥硯が売られていて、…

「センケン」がとても大事ということ

「センケン」がとても大事ということ

2019/11/24
硯
道具の手入れ
隅に墨が固まってこびりついてしまった状態  世の中には「センケン会」なるものがあるそうで、何百万円もするような硯をタライの水の中に入れて、その水の中で硯の紋が美しく浮かび上がってくるのを眺めるのだそうです。 …

澄泥硯

澄泥硯

2019/04/06
硯
初めて購入した「澄泥硯」  書道を始めたばかりの頃は、お恥ずかしながら道具についての知識が全くありませんでした。そして、師匠である父からは「筆にしても紙にしても何か道具が必要になったら必ず相談するように。」と言…

雨畑硯

雨畑硯

2019/02/06
硯
「雨畑真石」  私が書道を本格的に学び始めた時、父から頂いた硯が雨畑硯でした。おそらくそのことが一番の要因だとは思うのですが、今でも私の中で一番好きな硯と言ってもいいと思っています。  当然、その硯を頂いた時…

龍渓硯

龍渓硯

2018/03/04
硯
長野県辰野町。「ゲンジボタル」で有名な「松尾峡のほたる」は辰野町の名物で長野県の天然記念物です。私の生まれ故郷岡谷市に隣接し、諏訪湖から流れだす天竜川沿いの町です。岡谷市と同様、うなぎの美味しいお店もあります。  …

羅紋硯

羅紋硯

2017/09/08
外苑前教室
硯
外苑前教室で、今年10月の終わりに行われる社中展「自由書道展」に向けての作品作りが佳境に入ってきています。  昨年入会の方、今年7月入会の方は初めて展覧会作品を作ることになり、それぞれに頑張って取り組んでいます。…

端渓 老抗硯

端渓 老抗硯

2017/06/19
硯
墨
端渓老抗硯  先日、端渓老抗の硯を購入しました。実は、生まれて初めての老抗硯です。  私は漢字作品もかな作品も書きますし、短冊などの小さな作品から半切までの様々な大きさの作品も書きますので、それぞれに見合った…
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書いている人

上條雅峰(かみじょう がほう)
1964年長野県生まれ
書家である父より書を学ぶ
日本自由書道連盟常任理事
日本デザイン書道作家協会 会員
桃李会主宰

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