書と暮らす
上條雅峰の書と書にまつわることなどを綴ったブログです。
プライバシーポリシー
MENU
プライバシーポリシー
SIDE
ホーム
投稿一覧
漢字の伝来(万葉仮名・真名)
漢字の伝来(万葉仮名・真名)
2020/09/02
書の歴史
三雲・井原遺跡で見つかった硯板 2016年3月に福岡県糸島市ので、弥生時代後期(1~2世紀ごろ)の硯が三雲・井原遺跡見つかりました。 この遺跡は中国の史書「魏志倭人伝」に登場する「伊都国」の都とされ、邪馬台国…
各年代ごとの「鐵齋翁書畫寶墨」の意匠の違い
各年代ごとの「鐵齋翁書畫寶墨」の意匠の違い
2020/07/25
墨
今回の内容については、「徽州曹素功 藝粟斎」ウェブページの管理人ブログ「断箋残墨記(http://diary.sousokou.jp/)」それに、「書道する人・ちょーざんのブログ(http://chouzan.bl…
富岡鉄斎が特注した「鐵齋翁書畫寶墨」
富岡鉄斎が特注した「鐵齋翁書畫寶墨」
2020/07/24
墨
文化大革命以前に製造された 「鐵齋翁書畫寶墨」 鐵齋翁書畫寶墨(鉄斎翁書画宝墨)は、1912年ころ文人画家で儒学者の富岡鉄斎の求めに応じて、上海の曹素功堯千(ぎょうせん)で作られた墨です。この1912年「ころ」とい…
澄泥硯の謎
澄泥硯の謎
2020/07/23
硯
澄泥硯 古くから「泥を澄ませて焼成された硯」という伝説のあった澄泥硯ですが、清の乾隆帝が愛した硯としても有名です。 澄泥硯の硯石は蘇州霊巌山から採れる自然石で、付近の土産物屋さんでもたくさんの澄泥硯が売られていて、…
漢字の完成形(楷書)
漢字の完成形(楷書)
2020/06/30
書の歴史
馬鞍山朱然墓刺 1984年に中国、安徽省馬鞍山市の紡績工場の拡張工事中にひとつの墓が発見されました。 墓はすでに盗掘にあっていましたが、それでも多くの副葬品が出土し、その中に「刺」「謁」と呼ばれる現在の名刺にあたる…
唐墨にカーボンブラックが使われるようになった経緯に関して
唐墨にカーボンブラックが使われるようになった経緯に関して
2020/06/04
墨
曹素功や胡開文などの唐墨について調べてゆくうちに、ひとつの文章に行き着きました。中国の古墨コレクターとして著名な葉恭綽(よう きょうしゃく:1881-1966)という人が1950年代くらいに書いた「墨談」という文…
清代4大製墨名家の一つ「胡開文」
清代4大製墨名家の一つ「胡開文」
2020/06/02
墨
日本で入手できる胡開文のロゴ 中国の徽州は現在の中国安徽省歙県・績渓・黟県・祁門・休寧と江西省婺源の6つの県だそうです。この地は明代頃から墨づくりの中心的な地となり、現代まで続いています。 その徽州績渓の人…
曹素功の銘墨「紫玉光」は最高コスパいいと思う
曹素功の銘墨「紫玉光」は最高コスパいいと思う
2020/05/24
墨
曹素功「紫玉光」 民代末期の1615年に安徽省歙県で創業した 曹素功は、 汪近聖、汪節庵、胡開文とならんで「清代四大製墨名家」と呼ばれた現代まで続く唐墨の名家です。 民末の著名な墨士、呉叔大の技を引…
普段書きの発展(草書、行書)
普段書きの発展(草書、行書)
2020/05/21
書の歴史
王献之「地黄湯帖」 行書・草書まじりで書かれている 以前「私たちが普段書いている字は行書です。」と師である父から聞いたときは、とても驚きました。私はそれまで、自分が書いている普段書きは「楷書」だと思っていた…
油煙101ならいいのか!?
油煙101ならいいのか!?
2020/05/19
墨
「鉄斎翁書画宝墨」油煙101 日本では特に「鉄斎翁書画宝墨(鐵斎翁書画寶墨)」の古いものがオークションなどで高値で取引されています。唐墨の中では特に人気の唐墨なのでしょう。かくいう私も「鐵斎翁書画寶墨」は愛用…
新しい投稿
前の投稿
ホーム